明けましておめでとうございます。
調理場の中川です。皆さんは、お正月はどの様に
送りましたか?家族と故郷に帰った方、友達と旅行
に行った方、いろんな方がいると思います。
自分事ですが、僕は本当ーーにゆっくりさせてもらいました。
いっぱい食べて飲んで、そんな中、料理の本を読んで
いたのですが、すごく共感できる内容の本でした。
その内容の一部にこの様な事が、書いてありました。
<料理におけるルセット(レシピ)は、作曲家が書く
スコア(楽譜)のようなものでしょうか。音楽家が
創作するのは「音楽」であって、スコアはそれを伝達
するための手段です。料理人がつくるには「料理」であって
ルセットはその記録にすぎない。スコアもルセットも創作物
を再現するためのマニュアルですが、ただその通りに音を
なぞり、材料を加えるだけでは本当の音楽や料理には近づけないでしょう。
ルセットを読むには、「読み解く」という意味がこめられています。
ある料理を理解するためには、ルセットを読み解く作業が
必要です。書かれている分量や作業手順にこめられた意図、
その背景にある条件を読み取ることで、料理の基本構造や
つくり手の目指すものが見えてきます。一品のつくりかたを
超えた「料理」のテクニックもみえてくるはずです。>
この文章を読んだ時に、若い時の自分を思い出しました。
料理書通りに作っても美味しくできない、そんなことが何回も
もありました。その時は、本がいけないのだと思い込んで
いましたが、実は自分がその本をしっかり理解して「読み解く」
事ができてなかったんだと。
これからも経験を活かし、自分らしく本を「読み解く」事を
していこうと思う中川がお送りしました。
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