三河安城の結婚式場ブランベージュのスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
本日のブログは、田端が担当致します。
私事ですが先日、リクルートブライダル総研が主催する「GOOD WEDDING AWARD2022」(いい結婚式のプランニングコンテスト)の最終審査会に出場すべく、品川インターシティーホールへ行ってきました。
全国のウェディングプランナーが「いい結婚式のプランニング」をエントリーシートにして提出し、そこから予選を通過した8名に選ばれると、最終審査会でのプレゼンテーションをすることが決まる、私達ウェディングプランナーにとって毎年夏の恒例イベントです。
私も数年前からエントリーし、今年初めて予選を通過し、最終審査会で登壇することに――
予選通過の連絡があってから、最終審査会までは約1か月
当日のプレゼンテーションは「10分」という持ち時間があります。
絶対的に人前で話すことが得意ではない私にとって、それはあまりにハードルの高い時間
何度も動画サイトで「緊張しない方法」「プレゼンの話し方」という動画を見たほどです。
準備期間がスタートしてからの1か月
まずは提出したエントリーシートから、さらに自分が伝えたいことを書き出し、それを文章にして繋げていく作業・・
真っ白なところから、当日読む原稿を限られた時間内に収まるように創り上げていくのは、思っていた以上に難しく、毎日「全く時間が足りない・・・」と頭を悩ませていました。
毎週映像の打合せにも通い、沢山の先輩方にも時間を作ってもらい原稿の修正、色んな方の協力をいただきながら、あとは練習するのみ――
時間を見つけては原稿を読む練習
家に帰ってからも、映像を流しながら合わせて読む練習
自分の声を録音しては、聞いて・・・の繰り返しと、肌身離さず持ち歩いた準備資料
どれだけ練習しても「よし!」と思える瞬間はなく、不安は募る一方
そんな中、私の気持ちを支えてくれたのは間違いなく周りのサポートでした
私が少しでも準備に集中できるように、仕事を軽くしてくれたこと
時に部屋にこもって練習をしていても何も言わずに見守ってくれたこと
そんな「何も言わない優しさ」を全身で感じていました。
それだけでも十分気持ちを支えられましたが、出発前日のこと――
「ちょっと披露宴会場に来られますか?」と呼ばれて行ってみると・・・
いつ作ったの⁉と驚く程大きな横断幕と、手作り感満載のお守り
感動と嬉しさと、心強さに、出発前日から大号泣してしまいました(笑)
そんな風に送り出されて、いよいよ最終審査会当日――
前日からもう緊張して緊張して、「何も喉を通らない」とはこのこと。
前日の夜は干し芋を食べるのが精一杯でした・・
当日の朝会場入りをし、そのステージの大きさに緊張感は増す一方
そしていよいよオープニングが始まり、ステージの隙間から見えたのは、仲間の応援団!
見ていたら涙が出てしまいそうで、思わず目をそらしてしまいました
私の発表順は「4番目」
名前を呼ばれ舞台袖にスタンバイ――
合図があり登壇すると、もう誰に頼ることもできません。沢山沢山練習してきた自分を信じるしかないと、緊張の中プレゼンテーションが始まりました。
そこから10分間の記憶は、緊張のあまりもはやほとんどありません。
ただ間違いなくここでも、私の気持ちを支えてくれていたのは、仲間の存在でした。
登壇する時も、ブランベージュでもらったお守りを原稿と一緒に握りしめて向かい、発表中の精神安定剤でもありました。
プレゼンテーションの内容がどうだったかは、正直全く覚えていません。(緊張で)
でも終わってから「良かったよ~」「感動した!」と言って、一緒に泣いてくれる先輩・同期・後輩に心救われました。
こんな風に、同じ気持ちで、同じ想いをもっていられる仲間と、いつも一緒に結婚式が創れているんだと再認識した経験にもなりました。
私にとってはとても大きくな収穫のあった1日でした。
それは大きな舞台で、あれだけ緊張の中にもどこか冷静な自分もいて、「こんな事もできるんだ」と思えたことはもちろん、一番の大きな収穫は「仲間の心強さをより感じることができた」ことだったと思います。
今回、とてつもなく貴重な経験をさせていただきました。
「私たちは、間違いなくいい結婚式を創っている」
そんな自信にも繋がる経験――
これからもチーム全員でより一歩レベルアップできるように、1つ1つにこだわって、それぞれの新郎新婦にとって最高の結婚式を創り続けていきたいと思います。